『「今年は時間がない!」64歳プログラマー、来年入試に向けた戦略的リスケ(納期延長)を決断する』

バイオ・がん研究

みなさん、こんにちは。64歳のプログラマーです。

ドライ系の研究室へ向けて「リファクタリング版メール」を送信し、返信を待つタイムアウト期間中、私はひたすら大学院入試の過去問(英語・小論文)と格闘していました。

そこで直面したのは、あまりにも厳しい「残された時間(リソース)」の現実でした。
40年ぶりの受験勉強、莫大な医学英単語、手書き小論文の物理的な壁……。これらを仕事を続けながら、あと数ヶ月で現役学生と戦えるレベルまでビルド(構築)するのは、どう計算してもスケジュール的に無理がある(デスマーチになる)という結論に至りました。

プログラミングの世界でも、納期(試験日)に間に合わせるためにバグだらけのシステムを無理やりリリースすれば、必ず大炎上(不合格)します。

「よし、仕様変更だ。納期を1年延ばそう」

今回は、私が下した大きな決断――「今年度の受験をスパッと諦め、来年の本命入試に向けて1年間の長期開発(準備)に方針転換した話」をお届けします。


1. ガントチャートの引き直し:なぜ「1年延長」なのか?

迫りくる今年の入試日に向けて、私の脳内CPUは常に100%のオーバーヒート状態でした。しかし、冷静にプロジェクトのガントチャート(計画表)を引き直してみたとき、1年猶予を作ることで、逆に成功確率が跳ね上がることに気づいたのです。

  • 「未履修」というバグを完全に修正できる
    • 数ヶ月の付け焼き刃では、『エッセンシャル細胞生物学』の表面をなぞるのが精一杯です。しかし、あと1年あれば、教科書を隅から隅まで3周はループ処理(猛勉強)できます。基礎体力を完璧に仕上げてから入試に挑めます。
  • 年金10万円・派遣費用の「キャッシュ確保」
    • 大学院に進学すれば、学費がかかり、働く時間も減るため、キャッシュフロー(生活費)が厳しくなります。この1年を「軍資金を貯める期間」と位置付けることで、進学後のシステム運用(生活)が圧倒的に安定します。
  • 教授へのアピールも「じっくり」できる
    • 返信を焦る必要がなくなります。「来年の受験を目指して、今から1年間、御研究室の公開データを使って勉強させてください」とアプローチすれば、教授側も「このシニアは本気だ」と、長期的な信頼関係(コミット)を結びやすくなります。

2. 「不合格」ではなく「ベータ版のテスト期間」

今年の入試をパスすることは、私にとって決して「敗北(ドロップアウト)」ではありません。
IT業界で言えば、本番リリース(来年の入試)の前に、じっくりとシステムの完成度を高めるための「長期ベータテスト期間」を手に入れたようなものです。

もし今年、焦って無理に受験して落ちてしまえば、精神的なダメージ(致命的なエラー)を受けて、挑戦そのものを諦めていたかもしれません。
「64歳という年齢で、1年も遠回りして大丈夫か?」と思われるかもしれませんが、私にとっては、中途半端な状態で玉砕するリスクを避けるための、最も合理的で打たれ強い選択なのです。

3. デバッグのスケジュールは決まった

方針が決まった瞬間、心のモヤモヤ(タスクの詰まり)がスーッと消えていきました。
納期が1年後に延びたからといって、今日やるべき勉強の手を緩めるわけではありません。むしろ、1年後に「現役の若手学生を圧倒するコード(答案)」を書くための、よりディープな開発が始まります。

まずは、目の前にある分厚い細胞生物学の仕様書を、1ページずつ着実に脳内ストレージに書き込んでいくだけです。


まとめ:リリースは2027年。プロジェクトは継続中!

64歳、未履修からの大学院挑戦。
私の「人生の大規模アップデート計画」は、開発期間を1年延長し、より完璧なシステムを目指して進むことになりました。来年、試験会場に現れる私は、今の私より遥かに強力なパッチが当たった「最強のシニアエンジニア」になっているはずです。

次回は、『納期が延びた男の、ストイックすぎる「1年間の合格ロードマップ」の設計図』をお届けします。

時間はたっぷりできました。ここからが本当の職人技の見せ所です。それでは、また!

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